
【概要】骨の薄片
【試料】骨
【作製方法】湿式
【担当者からのコメント】
現生の骨には脂肪や水分が多く含まれており、樹脂の不完全硬化や剥離を引き起こす原因になります。
さらに厄介なのは、生の試料は、膨らんだり縮んだりして「動く」ことです。
実際に、今回も剥離がありました。
薄片づくりでは、平らでなめらかな面を保つことが重要なため、この変形は大きな障害となります。
そのため、現生骨では、短時間で仕上げること、そして「反転法」を使って安定した接着面をつくることが重要です。
前処理・研磨・接着・厚さの判断のすべてに高い技術と経験が求められると言えると思います。
研磨剤を使わない、北海道大学独自の手法にて作製しています。
これはこの10年間、試作ソリューション事業で、経験を重ねて磨き上げてきた技術です。
技術職員がこのようにノウハウを蓄積できることを嬉しく思います。
お客様の声
非常に貴重なサンプルであり、失敗が許されない状況でしたが、精度の高い薄片をきれいに作成していただき、研究データとして十分活用できる仕上がりにしてくださったことに大変感謝しております。




